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由仁石狩のシロオビヒメヒカゲ

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2012.7.5     層雲峡       石狩川を挟み約24kmの断崖が続く      

立川発、朝4時50分の羽田行きのバスに乗るため3時起床。深夜料金のタクシーで出発。羽田発6時50分のANAとAIRDOの共同運行便に乗り込む。旭川空港には8時30分に到着。レンタカーの手続きを済ませ一路、旭山を目指す。

午前中は旭山でカバイロシジミを探す。なんせ16年前に、発行された採集案内書を頼りに行くのだから、見つけられる保障はない。くまなく探したが残念ながら発見できなかった。晴れて暑く、ヒメシジミやオオモンシロチョウを見かけるくらいなので早々に退散して、大雪山の麓、愛山渓にリンゴシジミを捜しに行った。午後予定通りの行動である。

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2012.7.5          オオモンシロチョウ        旭山

愛山渓へはナビを設定するが最新のナビは使いづらく最後まで悩まされた。足立間林道に入りまもなくリンゴシジミのポイント近くに来る。北海道特産種の中でも難関と言われるリンゴシジミに簡単に遇えるだろうか。廃屋の裏手のスモモの木など探したが、見つからず。とうとうあきらめて愛山渓の奥を目指す。

                          

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2012.7.5         エゾシロチョウ       愛山渓

エゾシロチョウを追いながら林道の奥まできたところ、にわかに天気が怪しくなり、あたり一面、真っ暗になり大粒の雨が降出した。車軸を流す大雨というかバケツをひっくり返すような大雨に見舞われた。尋常でない雨の降り方で、そばを流れる渓流があふれるのではないか、人っこ一人いないこの地で遭難するのではないか心配した。そういえば林道に入るところに立て札がたっていて、大雨の際は林道を閉鎖すると書いてあったのを思い出した。やばい、あわてて車を走らせた。なんとか国道に戻り、層雲峡の本日の宿、ペンション銀河を目指す。層雲峡も石狩川沿いにあるが大雨の中、無事に到着することができた。何日も雨が降り続くと層雲峡も閉鎖されることもあるらしい。                       

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2014.07.06        ペンション銀河の朝食        層雲峡

ペンション銀河のマスターは夜通し起きていて朝何時でも朝食の支度をしてくれる。最終日、7月8日は午前2時半に石狩岳に登る人達と一緒に朝食の準備をしてもらった。本日7月6日の天気予報では曇り時々雨だったと思う。予定を変えて、オオイチモンジが発生しているかどうか調べることと、そのあとシロオビヒメヒカゲの採集と撮影だ。

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2012.7.5        シロオビヒメヒカゲ       由仁石狩

昨日はほとんど成果がなく雨の恐怖におびえたが、今日も昼ごろ三国峠で大雨が降り、約2時間位、車の中に閉じ込められた。やっと雨が止んできたころ、林道に入り、目的の蝶、シロオビヒメヒカゲを必死で探した。なんせ手ぶらで帰るわけにはいかない。今度はヒグマの恐怖だ。笛とスズをガンガン鳴らし、林道の奥ヘ進む。誰一人いない中、ヒグマが出てきたら命はない。ヒグマは時速50kmで走る。体重400kg。大雪山一帯はヒグマが多く危険。車と私との間にヒグマが出たら万事休すだ。獣糞などあり、恐怖で心臓が高鳴る。一旦、車に戻り、侵入禁止の柵を引き抜き、車を林道に入れた。道はぬかるみにはまっても万事休すだ。誰も来ないところなので慎重に車を進めた。なるべく車のそばで採集と撮影しようとした。運よく雨が降りだす数分前に、目的の蝶、シロオビヒメヒカゲの可憐な姿を見つけることができた。

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2012.7.6        シロオビヒメヒカゲ        由仁石狩

フキに止まっているシロオビヒメヒカゲ。弱々しい印象を受けた。雨がまた降りだしたので、またヒグマの恐怖から開放する為、この林道から早々に撤退した。

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2012.7.6          コチャバネセセリ       大雪湖

コシャバネセセリに混じり、カラフトタカネキマダラセセリを探したが発見できず。

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2012.7.6        大雪湖

大雪湖手前で国道39号から分岐し、国道273号に入り、樹海トンネルを抜けたところ近辺で撮影。

2日目の採集は、ヒグマの恐怖があったりして、神径をすり減らしたが、4時には層雲峡に戻り、ビジターセンターを訪れたり、近辺でエゾシロチョウやカラスアゲハの採集で5時ごろまで動き回った。ペンション銀河に戻って温泉に浸かっていたら、気分が悪くなったため、急いで自分の部屋に戻り、水を飲んだり、塩アメをなめたりしたが、とうとう夕食も食べられず翌朝5時の朝食まで寝てしまった。そんなわけで翌日予定の大雪山コマクサ平までの登山を延期した。ビジターセンターで親切にも、上川市内でのリンゴシジミの情報を教えていただいたのでそのポイントに行くこと。ついでに車にガソリンを入れるため、層雲峡から上川に下ることにした。

        

 

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